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一年熟成

昨年の3月4日に仕込んだ味噌を、本日取り出しました。

通常、味噌は仕込みから半年で出来るのですが、この樽は一年熟成させました。

色は少し濃くなったような気がします。

保管状態はなかなか良かったようです。

酒粕の蓋に「幸」と書いた文字も残ってます。

 

真っ白な酒粕は熟成されて味噌のような色になってます。

 

この酒粕で鰆の西京漬け作ると美味しいんですよね。

粕汁も絶品になりますよ!

いよいよ、酒粕の蓋を取り除いて本丸の味噌が登場です。

色はまずますですね。

 

酒粕の香りの後は、味噌の香りが漂ってきます。

味噌の香りに混じって、ちょっぴりフルーティーな か・お・り♪

 

これはいい感じの出来な気がします。

とりあえず使う分と、おすそ分けの分を取り分けて後は袋に入れて保存しておきます。

子ども達も味噌に興味深々のようです。

ちょっと水分が少なかったかなと思ったのですが、取り出してみるといい感じに見えます。

綺麗に盛ると、それっぽく見えるでしょ!

早速、本日の朝食で味噌汁をいただきました。

 

調理担当は、長男のこういちろう君。

慎重に溶かしてます。

 

お味はというと。

何とも深い味わいで、塩分がとてもまろやかです。

麹の粒と、とたまに潰れていない大豆がアクセントで美味しかったです。

口を付けたら一気に最後まで飲み干してしまいそうになりました。

一年熟成の味噌は、かなり芳醇で優しい味わいでした。

 

「食べてみたいよ~」っという方は、御一報いただければ少しならお譲りすることができますよ。

 

手間を惜しまず、素材にもこだわった味噌。

美味しいですよ~♪