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育苗の始まり

さーて

今年も米作りの時期がやってきました。

 

今年も、品種は「コシヒカリ」「ミルキークイーン」「古代米」の三種類を育てます。

 

コシヒカリの一部は超減農薬ですが、あとは完全無農薬で栽培します。

 

育て方は色々ありますが、ウチは基本的な育苗箱で育てるタイプです。

先ずは、種子の選別工程です。

 

生卵が浮く程度に塩を溶かして、塩分濃度を調整します。

 

しっかり詰まった種子と、スカスカの種子を比重の違いで選り分けるのです。

 

なんだか、理科の実験で出てきそうな場面です。

先ずはミルキークイーンから選別します。

 

母さんの晩御飯の支度中に、空きスペースを借りてやってます。

 

かなり邪魔で、スンマセン(>_<)

 

次男のけいすけ君は、またもや興味津々です。

 

浮いた種子は残念ながら廃棄となります。

 

まっ、ウチは肥料に変えますけどね!

同じ作業を古代米でもやります。

 

今度は色が黒いので、かなり見やすいですね!

 

この古代米(緑米)は元々比重が軽めなので、少し水を足して塩分濃度を薄くしてから選別するのです。

ここからが無農薬の第一歩!

 

温湯消毒(おんとうしょうどく)です。

 

その名の通り、薬で消毒するのではなく熱いお湯で消毒します。

 

60℃のお湯で約10分間浸します。

 

大規模農家さんはこんなことやってられませんね(^-^;

 

温度を一定に保つのはなかなか難しいのです。

はい、出来上がり~っと!

 

温湯消毒が終わったら、この様に10℃~15℃程度の水に10日程度浸して、発芽してくるのを待ちます。

 

その間、何度か水を変え、温度を測りながらの作業が続くのです。

 

野菜の種と違って、お米の種は植え付けるまでになんだか手間が掛かるんですよね~

 

 

これから忙しくなりますよ~((+_+))